チャーター機就航終了 FDA 今年は7416人 最終便見送る

 6月21日から運航していたFDA(フジドリームエアラインズ)の稚内チャーター便が26日で終わり、稚内市や稚内観光協会など関係者が最終便の高松行きの乗客80人を見送った。
 今季のチャーター便は6月21日~7月26日までの間、全国20空港から120便で最大1万2000人の利用が計画され、市の集計によると、計画の7割強に当たる7416人(速報値)が利用した。
 空港エプロンで稚内観光協会の中場会長、稚内市の北浜建設産業部長らと、ゆるキャラ「出汁之介」と「りんぞうくん」が乗客を見送ったあと、午後4時過ぎに銀色の機体は高松に向け離陸した。
 最終便を見送った中場会長は「観光シーズンに合わせて今年も運航して頂いたのは大変有難いことです。コロナが明け、機材の関係で運航期間が昨年より短くなりましたが、次年度はもっと長く運航して頂けるよう今後、要望していきたい」と話していた。