解散する商工高同窓会 子育て対策に１００万円寄付

工藤市長に目録を渡す鈴木同窓会長

　平成２５年３月末の商工高閉校から１０年経ち、今月末に解散する商工高同窓会は２６日、稚内市に対し１００万円を寄付した。
　閉校１０年の節目の今年、先に開いた役員会で解散することを決めたもので、同窓会の鈴木茂行会長（市議会議長）から目録を受け取った工藤市長は「商工の同窓会が解散するのは残念であります。皆さんの思いをしっかりいかし活用させて頂きます」などと謝辞を述べた。
　鈴木会長（６８）は「学校創立から７０年に亘り活動してきた同窓会ですが、コロナ禍の３年間は活動ができす今後も役員不足の状況にあります。寄付金は少子化対策など子育て施策に役立てほしい」と話していた。