新卒者の雇用など要望 振興局が商工会議所に

 宗谷総合振興局などは3日、稚内商工会議所に対し来年の新卒者の雇用や職場定着に向けた要望をした。
 新卒者に対する良質な求人確保や積極的な企業情報発信、離職防止、人材育成などについて要請したもので今春、管内の新卒者の就職内定は100%を達成しているものの、若者の管外流出に伴う人口減少、早期離職などが課題となっているとし、来春の求人確保、企業情報の発信による職業理解や定着の推進、若者のスキル・キャリアアップに向けた人材育成など求めた。
 経済センターで行われた要望では、清水目振興局長から中田会頭に要望書が手渡された。
 清水目振興局長は「企業情報の発信など取り組んでおり、職場定着などに向け内容をしっかり伝えるなど努めて行きたい」、中田会頭は「新卒者が管内に残るよう努めたい。経営者の責任として人材育成など取り組み長く働いてもらえるよう取り組んで行きたい」などと話していた。

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