きょう天北2号埠頭先でニシン15万匹放流 今年で5年連続の群来現象
天北2号埠頭で30日、ニシンの稚魚15万匹が放流された。
ニシン群来を願い市町村や漁協で構成される日本海北部ニシン栽培漁業推進委員会が平成10年から行っているもので、今回の分含めこれまで782万匹を放流している。活動の成果があってか稚内では今年を含め5年連続で群来現象が起きている。
30日午前11時過ぎ、北海道栽培漁業振興公社羽幌事業所が3月に採卵し、飼育した体長6㌢の稚魚が到着。振興局職員や稚内漁協職員20人が水槽から繋がれたホースや手作業で稚魚を大海原に放っていた。
群来が5年続いていることもあり関係者は「放流活動が群来の一助になっているものと信じております」と話していた。
29日には抜海から15万匹を放流した。