時の話題 「休まる暇なし」
小欄は休み明け以外は掲載日前日に執筆するのだが、昨日は記者が一人足りない上に印刷機でトラブルが発生してしまい付きっ切りにいたことから書くことできず、きょう10時過ぎに始めた。
好天なので車中の温度が上がりエアコンをフル稼働する中、頭を過ったのは稚内ですら暑いのに30度は超える本州などの車中は想像を絶する事態であったろうという事だ。幼稚園などの送迎バス、パチンコに興じる親などに車中に置かれた子どもの灼熱地獄の光景を想い起こす時、幼稚園や親の罪深さを断じなければならない。
そうこうして社に帰ると隣の保育所の園児が保育士に連れられ散歩に出掛けようとしており、そのギャップに改めて親はじめ責任ある立場にある人がしっかりしなければならないこと痛感する。
灼熱事案だけでなく自衛隊員の発砲殺人など血なまぐさい事件は日常茶飯事で、一体全体、この国はどうなっているのかと憂慮する。
スマホ、パソコン覗くと下らない情報が飛び交っており、あのジャニーズ事務所前社長(故人)を擁護する声も。世も終わりだと悲嘆する間もなく公私とも様々な事が起き休まる暇がないというのが実状か。
稚内市の6月補正予算案はすんなり決まり4期目の工藤市政が実質スタートした。アフターコロナ見据え果敢に挑戦し自身の集大成の任期にしたいという市長の心意気は伝わってくるが、アレもコレもでは財源がパンクしてしまう。優先順位決め稚内市、市民のため不必要な事は消去していく存念必要だろう。