時の話題 「職親会の今後」
コロナ明けなのだろう。団体の総会後の懇親会が増えており、筆者は先週、私的な集まり(送別会)含め3日間続いた。
晩酌(家飲み)止めているが、社会的交際の関係から出来るだけ公けの席の出席は余程の事情が無い限り出席するようにしている。
創立当初から入会している稚内市職親会も禍中の書面総会を経て4年ぶりに対面式の総会を開き事業計画など策定する中、障がい児・者教育の現下の厳しい情勢と、就労支援をできる会員事業所の減少もあって今村仁泰会長から職親会の発展的解散に踏み込んだ発言があった。事務局問題もあり遅くとも2年後までには結論を下さなければならない事態に至っている。
昔、特別支援学級と言えば稚中に特殊学級港小にことばの教室があったが、その後、小中学校の障がいを持つ児童生徒への教育は特別支援学級が携わるようになり、以前の越境入学→校区ごと小・中学校で受け入れすることになり、稚中特殊学級改め特別支援学級は少子化の進展に伴い校区での障がい児が著減し数年前には支援学級廃止に至った。
その稚中学級に勤め定年退職後にノース工房に移った原田伸吾先生が職親会事務局を務めているが、その原田先生が2年後には65歳になることもあって今村会長の発言になったわけなのであろう。
稚中特殊学級から続く障がい児教育で職親会の果たしてきた役割は大きい。稚内の職親会活動は全道的に稀有なもので耳目を集めてきただけに今村会長の発展的解散発言は全道的にも注目されることになるであろう。