時の話題 「笹の花咲く」

 知人から大規模草地のある樺岡で笹の花が咲いており取ってきて今事務所にあるとの連絡を受け臨場し写真にしたものの、花といっても色が鮮やかでなくくすんでおり絵にならないので小欄で認めることにした。
 笹に花が咲くのは読者の人も聞いたことがないだろう。何故かと言うと60年~120年に一度しか咲かず、滅多に咲かないことから竹の花同様、咲くと大地震など不吉な事が起こる前触れとされ古くから恐れられてきた。
 今年が開花する周期に当たっただけと個人的には思料するも能登など全国各地で中規模の地震が起きているので不安にはなる。
 「地震には無縁だよ」などと市民の声があるも近くにはサロベツ断層帯があるのでそれなりに気を付けた方が宜しかろう。
 世界も日本でも戦争・紛争、殺人など血なまぐさい事件が起きている。人が人を殺すなどとの行為は絶対あってはならないと思っているが、実際はロシアのウクライナ侵攻など起きており、2次に亘
った世界大戦はじめ愚行は続いており人間のアホさ加減に付ける薬はない。
 病気に薬は効くが癖に効く薬などなく、他人との諍いや国家間の戦争は収まることはないのだろう。愚かなという表現で足りない人間の業というのか、他人・他国と相容れない幼ささえ感じる。
 生きるには食料やエネルギーが必要で争奪戦が繰り広げられたのが人類史である。幼さから成長し大人になること願うも、この〝大人〟というのが厄介な代物で地球が滅亡しなければ悟ることがないのやも知れない。

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