清水目振興局長がきょう着任会見開く 初任地に恩返しを 

宗谷の可能性を引き出すように努めたいと語る清水目振興局長

 宗谷総合振興局長に着任した清水目剛氏(55)が7日、会見し、「宗谷には全国区の海産物、農畜産物、雄大な自然など人々を惹きつけるポテンシャル(可能性)があります。宗谷は初任地で様々なことを学ばせて頂いた所なので恩返しをして行きたい」と抱負を述べた。
 清水目局長は和寒町出身。北大法学部卒業後の平成2年、宗谷支庁を振り出しに上川戦略策定支援担当部長、総合政策部航空局長など歴任。前任は総合政策部地域行政局長。
 30年ぶりの宗谷地域は「大手の看板が増えた一方、商店が閉店していると感じた。地域活性化や人口減少のスピードが緩やかにできるような取り組みをしていかなければ」と話していた。
 宗谷は食の宝庫であり旅客を惹きつける恵まれた地域であると共に、風力発電の適地などポテンシャルを秘めた地域であるとし、観光の進め方、JR宗谷線や物流についても地域住民と話し合い、辻井前局長が熱心に取り組んでいた防災関連などに注力したいとし「職員一同、市町村と連携を深め可能性を引き出し、コロナ禍前以上に元気な地域にして行きたい」述べた。
 趣味は食べ歩きだそうで「宗谷の美味しいものを食べるのが楽しみです」と話していた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です