稚内吹奏楽団が楽器体験会 初の体験に60人が参加し楽器の楽しさに触れる
稚内吹奏楽団は4日、文化センターで小学3~6年生を対象に楽器体験会を開き、参加した子どもたちが金管楽器や打楽器に触れた。
楽器に触れる機会が少なくなった小学生が幾らかでも吹奏楽に興味を持ってもらいたいと、団として初めて開催した体験会には親子連れら60人余りが参加。飯沼剛団長ら団員20人余りからトランペットやトロンボーンの吹き方や楽器の持ち方、太鼓の叩き方などを教わった。
吹奏楽が盛んだった頃は、道内各地の小学校に金管バンドや鼓笛隊などがあったものの、今では吹奏楽をやっている小学校は少子化の影響で少ない現状にある。今回の体験会の開催に、飯沼団長は「音を鳴らして喜ぶ子どもたちの顔を見て、やって良かったと思っております。音楽の楽しさを少しでも感じていただければ嬉しいです」と話していた。