時の話題 「女性議員連盟」

 けさ妻に「何か楽しみがあるのかい」と問うと妻は「ボォっとし家に居るだけでいいので」と答える。色々と苦労をかけた筆者思うに、この妻のお陰で生活してきたこと痛感している。
 世の男性の多くは妻に散々苦労をかけており妻の理解なくして結婚生活を続けてこれない夫婦が多いのではと思っている。浮気や借金など離婚の原因はあるものの、生まれ育ちが違う他人同士が一緒になるのは奇跡的な〝赤い糸〟で結ばれているのだが、赤い糸の効力は一緒になる時だけのことで一生添い遂げるには苦難過ぎる道を歩かなければならず、思うに妻側の理解なくして成就するのは困難であろう。
 男は7人の敵がいると言われる社会に出て女は家庭を守るなんてのは死語に近く、男性中心社会に限界が見える中、比例し女性の社会的役割が上がり「女性目線の社会実現」が今、声高に叫ばれている。
 今春の市議選で当選した女性5人が女性議員連盟を結成した。女性を取り巻く様々な課題はじめ子どもや高齢者、障がい者に係わる施策に関し行政に対し政策提言できるよう取り組むことを目的としている。
 男性議員にはない視点・観点で市議会の論戦を活発化させ稚内市の施策に反映できればと意気込んでいるようだが、言うは易し行うは難しの類になるのではと懸念している。
 何故かと言えば女性議員5人とも会派が違うからである。会派というのは構成議員こぞっての賛成・反対権を行使するものだからである。議会は議員の質が問われている。

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