稚内公園の初夏告げるアルメリア 6月中旬には満開に
稚内公園の氷雪の門周辺などに植えられている初夏の花アルメリアが開花し、コロナ明けで多くなってきた旅行者らを出迎えている。
40年前の大韓航空機撃墜事件のような悲劇を繰り返してはいけないと、宗谷岬公園祈りの塔前にあるアルメリアの花同様、20年以上前に稚内公園にも植栽され、平和を願う象徴の花になっている。
今週に入ってから咲き始め、まだ3部咲きで花の数はまばらだが、6月中旬には満開になり見頃となる。
コロナで3年以上に亘り大きな打撃を受けた観光業界だが、稚内にはGW前から道外からの旅行者を乗せた観光バスが入り、最近は利尻・礼文観光が始まったことで公園には観光バスの往来が増えツアー客が戻ってきた。
公園の土産店は「GWは個人旅行者が多くいました。最近は昼過ぎに観光バスが毎日のように入り、コロナ前の光景に少しづつ戻っている感じがします」と話していた。