先週のことども

 工藤市政4期目体制は川野副市長が続投し新教育長には佐伯企画総務部長が昇格し特別職が決まり、佐伯氏の後任に田中克良企画総務副部長、建設産業部長に北浜宣治建産副部長、市立稚内病院事務局長には板坂篤樹生活福祉部副部長の昇任が決まるなど副部長、課長、主査職の顔触れが決定した。
 浜森市政最終盤に職員採用を一時凍結したことから人材不足の声が上がっているが、どうしてこうして適材適所とも言える異動を出来たことは我々民間に比べ優秀な人材が揃っていることの証左であり杞憂であったこと思い知らされた。
 昔、住民課に行くと出勤早々、奥の机の職員が堂々と新聞を広げている様子を目にしたものだが、今はそのような光景なく朝早くから働いている。「公僕なのだから当り前」との声があるが、仕事には下調べが必要で、朝の新聞光景も批判するだけでなく100%正しくはないものの〝必要悪〟ぐらいの余裕も大事になるか。
 社会、世の中のことは現在、職員に1台ずつ与えられているパソコンで情報を得ることができるものの、筆者個人の見解だが、パソコン、スマホの情報は物足りなく新聞を読み世の動静を詳しく窺い知ることができる。
 話がまた逸れてしまったが、人材不足と言われるならポストで人材作りをすればいい訳で懸念することもなかろう。
 職員より議員の方が心配だ。市長筆頭とした理事者側と共に稚内の施策を決める議会が機能するのか。一部議員だけでなく全員で政策を議論し憂いなき政治を行った戴きたい。

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