企画総務部長に田中氏 建産部長は北浜氏:稚内市人事 

田中克良氏

北浜宣治氏

板坂篤樹氏

 稚内市は6月1日付けの人事異動を発表。部長職に3人昇任し企画総務部長に田中克良企画総務部副部長、建設産業部長に北浜宣治建設産業部副部長、市立稚内病院事務局長に板坂篤樹生活福祉部副部長充てた。
 異動総数は116人、昇任21人(部長3人、副部長相当職3人、課長・主幹5人、主査10人)、異動90人(部長2人、課長・主幹14人、主査23人、その他51人)、併人4人、事務取扱1人。
 組織体制について、市長4期目の公約10の約束で交流人口から関係人口、定住への取り組みを進めるため企画総務部に副部長職に当たる人口減少対策監、新たな在宅医療センター設置向けて生活福祉部に地域医療対策監、人手不足や企業活動を支援するため建設産業部に人材確保対策監を配置した。
 総務防災課からDX(デジタル改革)部門を分離し、新たにDX推進課を新設したほか、国際交流課を廃止し、国内外の交流を一元化して業務を行う交流推進課を作った。役目を終えた庁舎整備主幹を廃止し、中央や南地区の再開発の検討・実施するため新たに都市開発主幹を配置する。
 部長職に昇任した3氏は本紙の取材に対し田中克良氏(54)は「行政サービスの低下が懸念されており、多様化する市民ニーズにしっかり応えていけるよう職員1人ひとりの能力を高め、個の能力を引き出すため職場環境の改善に努め業務の効率化を図っていきたい」、北浜宣治氏(55)は「コロナから回復しているものの、物価高騰や人手不足など課題も多い。地元産業を活性化し活気のあるマチ作りに向けて色々な事に取り組んでいきたい」、板坂篤樹氏(55)は「この地域の医療を守り、市民の命を守るために欠かせない病院として、院長の下、私自身も含め職員一丸となって頑張っていきたい」と抱負を語っていた。
 主な人事次の通り。
 ▽議会事務局長・監査事務局長(建設産業部長)遠藤直仁▽教育部長(議会事務局長)秋山淳一▽人口減少対策監(総務防災課長)表健一▽地域医療対策監(こども課長)堀江美奈▽人材確保対策監(生活衛生課長)太田潤▽エネルギー対策課長(エネルギー対策課主査)山本純▽総合窓口課長(文化・社会教育課主査)津村善之▽生活衛生課長(エネルギー対策課主査)木村将人▽観光交流課長(都市整備課主査)阿部徹▽消防総務予防課長(警防第二課主査)阿部陽太郎▽総務防災課長(企画調整課長)太田真大▽DX推進課長(DX主幹)新井俊幸▽人事厚生課長(エネルギー対策課長)市川正和▽財務課長(観光交流課長)岡田丈生▽企画調整課長(財務課長)野村和博▽交流推進課長(文化・社会教育課長)青木秀貴▽サハリン事務所長(国際交流課長)三谷将▽長寿あんしん課長(医療相談課長)井川博史▽地域包括ケア主幹(長寿あんしん課長)佐藤由美▽都市・開発主幹(庁舎整備主幹)今井哲也▽社会教育課長(学校給食課長)江戸唯之▽こども課長(人事厚生課長)荒山朋実▽学校給食課長(総合窓口課長)新井久美子▽医療相談課長(地域包括ケア主幹)三宮正美

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です