旧瀬戸邸がリニューアル 底引網船などの模型展示を1カ所に集約

二連の間に飾られている大漁旗など

 夏季開館中の旧瀬戸邸で、館内の一部をリニューアルし底引き網船や巡視船などの模型を一ヵ所に集約し港町稚内の水産業などの歴史が伝えられている。
 これまで底引き網船などは2階奧の和室に展示されていたが、今年の夏季開館から団体ツアーや個人旅行者らに館内の説明する時に使用している和室が2つ繋がった二連の間に展示物を移動し一ヵ所に集約した。
 漁が盛んだった昭和30年~50年代に活躍したオッター船などの模型3隻と船が網を張る様子などを再現したものや、トロール網で獲れる魚の種類の写真、縦1㍍、横2㍍以上ある第27八東丸の大漁旗が展示されているほか、市内の模型愛好家が細部まで精巧に作った稚内海保に所属していた「しらかみ」の模型、歴代の巡視船などを紹介したパネルも展示している。
 スタッフは「観光客や市民の方に見てほしい」と来館を呼びかけている。

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