金メダリスト来市 ソチ五輪ケイトリン選手を日本カーリング協会が招へい
日本カーリング協会は6月17、18の両日午前10時からみどりスポーツパークで2014年ソチオリンピックの女子カーリングで金メダルに輝いたカナダチームのケイトリン・ローズ選手(34)による初心者・経験者へのカーリングスクールを開催する。
日本協会の貝森輝幸会長は「実力、人気を兼ね備えた世界トップクラスの選手。金メダリストの力を間近で感じてほしい」と参加者を募集している。
カーリングの普及と技術向上を図るオリンピックセレブレーションツアー2023として開かれるスクールは稚内と軽井沢(6月下旬)で開催される。同様のツアーで当初、2020年にスポーツパークがオープンした際、貝森会長とプライベートで10年以上の親交があるケイトリン選手の来市が予定されていたものの、新型コロナの感染拡大でツアーが白紙となり、今回3年越しに開かれることになった。
スクールではカーリングの基本やゲームでの戦術などを学ぶ。経験2年未満の初心者クラス(参加費2000円)は両日とも午前10時から。経験者クラス(3000円)は両日とも午後2時からで、各教室20人程度を募集する。
15日に来市するケイトリン選手は、翌16日午後1時25分から授業でカーリングを取り入れている大谷高の1、2年生150人を対象に座学による教室を開催し、午後5時からみどりスポーツパークで稚内のジュニア選手20人余りを指導する。
コロナが明け漸く念願叶ってのケイトリン選手の来市に、貝森会長は「稚内の子どもや経験者に参加して頂き、カーリングの楽しさに触れてほしい。世界で今も活躍する選手を観客席から見て、競技の面白さを知ってほしい」と話していた。
申し込みは日本カーリング協会のホームページ専用サイトで受け付けている。