ガリンコ号Ⅲが港湾施設乾ドックに入渠 流氷観光を終え夏季運航の備え
紋別市の砕氷観光船「ガリンコ号ⅢIMERU」(366㌧)が23日、稚内港湾施設乾ドックに入渠した。
紋別市の第3セクター「オホーツク・ガリンコタワー社」が所有するガリンコ号Ⅲは3月末で冬季運航を終え、稚内で定期検査を受けるため22日午後4時過ぎ、北洋埠頭南岸壁に着岸した。
ガリンコ号1、2は紋別で整備・点検を行っているが、3代目として2020年1月から就航しているガリンコ号Ⅲは船体が大きいため毎年、冬運航が終わると稚内港湾施設で定期検査を受けており、6月からの夏季運航に備え、6月8日まで塗装など点検・整備を行う。
港湾施設の年代取締役工務部長は「冬の運航での流氷により塗装が剥がれた部分もあり安全運航できるようチェックし引き渡し出来るようしっかりとメンテナンスしたい」と話していた。