花たびそうや号でボランティアガイド活躍 沿線風景など見所紹介

大澤さん(左)と豊さん

 JR北海道が宗谷線で週末に限り運行している観光列車「花たびそうや号」で、稚内市民観光ボランティアガイドが道内外から訪れた乗客に稚内や沿線景色の見所を伝えるガイドを務めるなどし活躍している。
 今月13日から運行を始め6月4日までの土・日曜日に旭川~稚内間を往復している「花たび そうや号」上りの稚内~豊富間にボランティアガイド2人が乗車。最初の活動は14日で、今後は21日、28日、6月4日の活動を予定しており、夫々が稚内のお薦めポイントや旬の食べ物、沿線ならではの景色など紹介する。
 定員いっぱいの120人が乗車した14日の便では豊香代子さんと大澤陽介さんの2人がガイドを務め、車掌室のマイクを通じて宗谷丘陵の白い道や丘陵の歴史、利尻・礼文で咲く高山植物、吉永小百合さん主演の映画「北の桜守」の撮影で抜海駅が使われた事などを伝えた。
 約40分の案内を終え、豊さんと大澤さんは「今回限りではなく、夏や冬などシーズン通じて稚内には魅力的な所があるので、乗客の皆さんには再び稚内に訪れてほしい」と話していた。
 残り3回のガイドに大場弘一副会長は「少しでも稚内の事を知って頂き、また稚内に来たいと思ってもらえるよう我々なりに稚内観光の力になりたい」と話していた。

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