観光列車「花たびそうや号」 初日下り便には120人が乗車し、春の列車旅を満喫

花たびそうや号で稚内に到着した乗客

 JR北海道の観光列車「花たび そうや号」が13日、旭川~稚内間の宗谷線で運行され、稚内駅では到着後、イベントがあり、観光関係者らが乗客120人を出迎えた。
 鉄道ファンから人気があり、運行2シーズン目となる今年の「花たび そうや」号は、前年より1両増やし4両編成で運行し定員も80人から120人に増員した。
 従来車両の「山明号」と「紫水号」に加え、北海道の恵みシリーズの「道北 流氷の恵み」と「道東 森の恵み」を連結し、6月4日までの土・日曜日に旭川~稚内間を往復する。
 13日午後4時40分過ぎに列車が稚内駅に到着すると観光関係者らが出迎え、乗客に観光パンフレットや稚内の珍味など入った記念品を贈呈し、稚内市民観光ボランティアガイドが「ようこそ最北の地 稚内市へ」と書かれた横断幕を手に歓迎した。
 6月4日まで運行される花たびそうや号に藤田健一稚内駅長は「車窓からの景色が綺麗な宗谷線の列車旅を、多くの方々に楽しんでほしいです」と期待を寄せていた。
 14日の稚内発旭川行きの上りも定員いっぱいの120人が乗車。稚内~豊富間で観光ボランティアガイド2人が車内で稚内の見所を紹介するガイド活動を行った。

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