稚内開建が白い道へ入る市道にハンプ設置 速度抑制促す構造物
稚内開建は、宗谷小を通り「白い道」に続く市道を通るドライバーの速度を抑制させる可搬型ハンプ(凸状況作る構造物)を設置する試験を行っている。
国道238号から宗谷小に続く市道は、通学路であると共に景勝地として多くの観光客が訪れる白い道へと続いていることで、観光繁忙期などにはスピードを出して走るドライバーがおり、住民らから安全対策を求める声が挙がっていた。
これらの声を踏まえ、稚内開建では長さ6㍍、幅5㍍で中央部が10㌢高い台形型のゴム製のハンプを今月1日から設置。通過した車両が上下することでドライバーに速度抑制を促すもので31日まで試験的に設置され速度減速効果を検証する。
稚内開建によると、ETC2・0に搭載されている車両から得た統計データでは、通行する車両は最高70㌔、平均し30㌔の速度で走行していることが分かっており、ハンプ設置後のデータを元に市と協議して今後の対策を検討することにしている。