けさレース鳩1000㌔の旅へ 稚内公園から1250羽飛び立つ

けさ一斉に飛び立ったハトの群れ

 一般社団法人日本鳩レース協会主催の東日本稚内グランドナショナルレースが11日行われ、1200羽余りの鳩が朝、稚内公園から一斉にスタートした。
 鳩レースは、ハトにICチップを取り付け鳩舎に戻るまでの分速を競うもので、国内最長距離となるレースには、1000~1200㌔先の千葉、静岡など344鳩舎から1250羽が参加した。
 鳩の飛行ルートの天候を見ながら大会関係者が午前6時半過ぎにコンテナの扉を開くと大きな羽音を響かせ旋回しながら大空に舞い上がり、目的地の鳩舎に向け飛び立っていった。
 早いもので11日の日没前に到着する予定でレース関係者は「1965年から続き歴史がある国内最長距離の稚内からのレースで優勝するのが皆さんの目標で、勝つことは飼い主にとって名誉になっています。きょうは追い風の北風が吹き良いスタートができました」とハトたちの無事を祈り見守っていた。   
 この日は夕日が丘パーキングをスタートし、北陸地方まで行くレースも行われ、29鳩舎から150羽参加した。

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