新人の池井さんノシャップ寒流水族館で奮闘中 大阪府出身で稚内に憧れ 

寒流水族館の飼育員として働く池井さん

 3月から飼育員として働いている池井琉輝さん(20)は「水族館を目当てに稚内に来てもらえるようアザラシショーの訓練など頑張りたい」と抱負を語った。
 池井さんは大阪府狭山市出身。幼少期から犬、猫、アザラシなど動物が好きで、動物に関わる仕事がしたいと大阪ECO動物海洋専門学校ドルフィントレーナー専攻に進学。幼稚園から中学校まで習っていた水泳の経験をショーなどに活かせるのではないかと水族館への就職を決意し、アザラシショーに力を入れており最北端という未知の土地稚内で働きたいとの思いからノシャップ寒流水族館の飼育員を志望した。
 飼育員の採用が決まり訪れた3月、稚内で雪が降っていることに驚き「寒く風が強かったですが、それ以上に大海原が広がる景色に感動しました」と振り返り、飼育員として働いた2カ月間は「アザラシショーはもちろん、魚への給餌など裏方作業など発見と学びの連続でした。今後もショーで楽しませられるように頑張って行きたい」と語った。
 SNSでの発信にも積極的で「若者が沢山来館するよう色々なことを発信して行きたい」とも話していた。
 稚内に来てから2カ月間、市外に出たことがないことから「宗谷岬に行ってみたい。旬のウニなども食べたい」と話していた。

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