北の桜守パーク 市民植樹した桜が開花し、吉永さんの植えた桜も咲く

 吉永小百合さん主演の映画「北の桜守」の撮影で使用されたメグマ沼のロケセット・北の桜守パークで、4年前の市民植樹祭で植えたエゾヤマザクラが開花し、来場者をピンク色の花で迎えている。
 建物前のミズバショウが自生する水辺を囲むように植えられたサクラの木は4年間で2㍍以上に育ち、ここ数日の暖かさで開花した。また、2018年の施設オープンの際に吉永さんが記念苗木を植え一度開花して限り、その後は葉桜で終わっていたサクラも8日に5年ぶりに数輪だけ咲いているのが確認された。
 施設周辺に育つサクラは海からの冷たい風により、市街地でのサクラほど一気に開花せず花の数は少ないが、施設スタッフは「今年の春先が暖かかったこともあり、いつもの年よりサクラが順調に育ちました。咲いている花の数は少ないですが、パークに来た時はサクラの花も見ていってほしい」と話していた。
 スタッフによると、GW期間は1日平均50人以上が訪れており、道内外の旅行者が多かったという。
 施設では今年からパーク内に簡易トイレを設置した。

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