時の話題 「2類から5類へ」
昨8日から新型コロナウイルスの感染症上分類が2類→5類に引き下げされたことの意味合いはコロナ禍は過去の事で季節性インフルエンザのよう診療・治療、そして薬などにも費用が掛かるようになったということだ。
これまで国が感染を防止するため上げ膳、据え膳の対応を取ってきたが、これからは自己責任で対処するようにしなさいと、突き放した感の中災禍も収まりつつあるので「コロナと共に」と言えば大仰だがウイズコロナを実践して行きましょうとする国の方針が示された訳である。
機を同じくWHO(世界保健機関)も新型コロナの終息宣言を発表したが「そうなのかね」という疑念は拭い払えない。
個人的見解だが終息宣言は「一日全国2500人、北海道250人、宗谷地方2・5人」まで感染者が減った時に発表されればよくこの数字と比べると現在の感染者は多くウイズコロナへの前のめり感を否定できない。
我々国民は国なり北海道の指針に従わざるを得ないのだが、同じ5類のインフルエンザで年間1万人ほど亡くなっており新型コロナも感染者数は兎も角、年に1万人の死者は許容範囲だろうとする国の冷酷さも感じない訳ではない。
更にインフルは地域で選んだ定点院の1週間ごとに感染者が公表されており、新型コロナも同程度にまとめて発表する予定にある。
1週間の間、感染者が何人出ているのか皆目判らないという事態になり不安感が増すことも懸念される。
コロナ禍→コロナ風邪にでもなるようだが用心怠りなくしたい。