一昨日 北海道犬の展覧会 稚内では4年ぶり開催
天然記念物北海道犬協会稚内支部の第43回展覧会が7日、若葉台公園駐車場で開かれ、市内外から参加した愛犬家自慢の35匹が参加し体形、毛並みなど競った。
北海道犬の資質向上と、愛犬家の交流を目的に稚内では2019年以来4年ぶりの開催となり、稚内はじめ札幌、旭川、倶知安などから愛犬家20人余りが参加した。
性別や年齢で分けた12クラスで歩く姿勢や体形、毛並みなどを審査した。全犬の総合審査では、稚内支部の武方正雄さんの雄「若宗龍」、旭川支部の杉本正義さんの雌「優華」が優勝した。
4年ぶりの展覧会を終えた植村政幸稚内支部長(75)は「犬と飼い主の高齢化が課題となっていますが、貴重な北海道犬を絶やさず次の世代につないでいけるよう展覧会を通じて犬の魅力を伝えていきたい」と次の開催に意欲を燃やしていた。