稚内通信設備がネット張る奉仕活動 大谷の甲子園出場に夢を馳せ

グラウンド道路側でのネット張り

 稚内通信設備が大谷高野球部グラウンドのバックスクリーンにネットを張る奉仕活動を行った。
 大谷高OBの中山亮社長は在学中、吹奏楽部員として野球の大会で観客席から演奏で応援したこともあり、野球部の甲子園が出場への思い入れが強く、5年以上前から野球シーズンが始まる前にネットを設置しており、1週間ほど前、従業員5人が高所作業車3台でグラウンドの道路側に縦1・8㍍、横3・4㍍のネットを12枚張った。
 今年の春のセンバツで21世紀枠候補校に選ばれるも甲子園初出場の夢は叶わなかった野球部だが、中山社長は「地域の皆さんに支えられて学校生活を送り、野球ができることに感謝し頑張ってほしい。今の稚内を盛り上げることが出来るのは、稚内大谷が甲子園でプレーすることです」とエールを送っていた。

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