カーリング世界大会 川村さん、小林さんら道チームが銅メダルに輝く 

日本チームの小林さん(左端)と川村さん(右端)

 4月22日~29日まで韓国・江陵市で開かれたカーリングの世界シニア選手権女子の部で、稚内カーリング協会の川村みゆきさん(60)、小林陽子さん(76)に加え北見、帯広などの選手が所属する日本代表「チーム北海道」が銅メダルを獲得した。川村さんと小林さんは「互いに仲間を信じた結果の3位です。とても嬉しいです」と喜びを語った。
 大会は50歳以上の選手とリザーブの5人で編成し世界各国から15チームが出場した。2ブロックに分かて争われた予選リーグ戦を7勝1敗の2位で突破した日本は、準々決勝に勝利し駒を進めた準決勝でスコットランドに敗れたものの、3位決定戦でスイスに6~4で勝利した。
 シニア大会での日本女子のメダルは2005年以来の快挙となり、スキップの川村さんは「ストーンの早さ、アイスの読みをチームメイトで話し合い、集中して最後までプレイできました」と大会を振り返り、銅メダル獲得には「試合終了後、笑顔で互いを称え合いました。日本からの沢山の応援メッセージを頂き心から感謝したい」リザーブの小林さんは「ベスト4を目指し、大会に臨みましたが、銅メダルを取ったチームの一人になれて光栄です。世界シニアは5度目ですが、メダリストになれて最高に幸せで、長く競技を続けて良かったです」と喜びを語っていた。

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