時の話題 「GW下の地震」

 きょう6日は二十四節気の「立夏」。8月8日の「立秋」までの3カ月間が暦上だが夏という季節になる。
 GW真っ最中のなか石川県能登半島の突端にある珠洲市の震度6強を最高に北陸地方一帯で中地震があった。午後3時前という日中だったがGWということもあり人的被害は死者1人と傷者20数人と少なく不幸中の幸いではあったが、いつぞやの熊本地震のよう震度6前後の余震も警戒されるとして気象庁は住民に喚起している。
 原発は休止中含め3カ所ほどあるようだが被害報告なく放射線量を計るモニタリングでも異常値は確認されておらず二次災害のリスク無く住民は幾らか安堵しているのか。
 余震は断続的にあり能登地方にはきょう6日、大雨予報も出ており住民にとって暫く睡眠さえ満足に取れない日々が続くだろう。地震が収まり普段の日常に戻ること願うばかりである。
 GW中にこのような災害に見舞われたのは筆者自身全く記憶が無い。台風シーズンは2カ月以上も先のことであり豪雨被害があるものだが、地震の恐ろしさは突発的に起きることで、12年前の東日本大震災のよう巨大津波に襲われたら原発含め被害が甚大になる。
 地震国日本では微弱なもの含め頻発し、筆者が東京に住んでいた10年間に建物が揺れるのは日常茶飯事で、ある意味、地震慣れしてしまい警戒を怠るという心の隙も生まれる。
 1923年の関東大震災クラスの巨大地震の首都東京での発生確率は高じており、更には太平洋にあるプレートによる南海トラフ大地震も憂慮される。

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