稚内信金南支店が8日オープン 内覧会開かれ店舗内部公開

今村副会頭に説明する増田理事長(左後方)

 8日に新築移転オープンする稚内信金南支店の内覧会がこのほど行われ、関係者に真新しい店舗内部が公開された。
 昭和52年に建設された店舗が老朽化してきたことから、国道40号寄りに建て替えが決まり昨年3月下旬に着工。今年4月20日に引き渡しされ、デスクなど必要な事務用品が運び込まれた。新店舗は延べ床面積2044平方㍍の3階建てで、一階は南支店窓口と市民展示や菓子類など販売できる独立したイベントスペース、2階は顧客情報など網羅する営業戦略センター、ネットバンキングなど管理するシステム情報センターが集約され、セミナーなど開催するスペースも設けられている。3階はわかば商事、北都観光が入る。
 1階の窓口では、シックな色合いの内装にカラフルな椅子などアクセントが加えられた内装で、定期預金、融資など独立した窓口や応接室が設けられ、86㌅のモニターで為替や地域情報を発信。待合コーナーにはUSB給電が備わったデスク、トイレはバリアフリーなど利用者の利便性を考えた構造になっている。
 内覧会で牧野哲也支店長は「オープンし、周辺地域が活性化するよう願っております。南地区から市街地全体が活性化するよう頑張って行きたい」、高津彰久営業戦略センター長は「南地区のシンボルとなり、ここを拠点に街を盛り上げて行きたい」と話していた。
 8日午前8時半には、増田理事長、工藤市長らが出席し、テープカットのセレモニーが行われ、来場者には数量限定で焼き菓子がプレゼントされる。
 現在の店舗は5月中旬から解体作業に入り、11月末には終了する。跡地は駐車場として整備され、20台ほど駐車できるようになる。

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