水族館などの施設一斉オープン 何処も人で大混雑

歓声が上がった水族館のアザラシショー

 GWが始まった29日、ノシャップ寒流水族館など市内施設が一斉オープンし、家族連れなどで賑わった。
 午前10時に夏期開館した水族館と科学館では、くす玉を割るオープニングセレモニーなど行われ、1日で630人が来館。水族館では人気のアザラシショー、チンアナゴなどニョロニョロした魚を集めた「ぼくたちニョロニョロし展ねん」の企画展、科学館では光の三原色の仕組みを知る新たな展示物、サイエンスショーなど、どのコーナーも混み合っていた。
 アザラシショーでは、アザラシがジャンプすると観客40人から拍手や歓声が上がり、見ていた男の子は「可愛い」とはしゃいでいた。

百年記念塔・北方記念館も

 北方記念館・開基百年記念塔も29日からオープンした。
 今季の開館を記念し午前11時からのオープニングセレモニーで「稚内の観光スポットとして賑わうことを期待しています」と挨拶した工藤市長、表教育長、来館者代表の潮見が丘5年生の片岡快心君、鈴蘭幼稚園年中児の五十嵐惟華さんがテープカットし、中学生以下の先着50人に記念の木製リモコンラックなどがプレゼントされた。
 来館した親子連れは展望室から見る市街地の景色を楽しみ、江戸時代の測量家・伊能忠敬の北海地図などを見ては稚内の歴史に触れていた。
 特別企画としてロマンドール牧口教室(牧口静代代表)による作品展が10日まで1階ロビーで開かれており、大小約100点の作品が展示されている。

動物ふれあいランドもオープン

 声問の動物ふれあいランドは29日から今季の営業をスタートし、親子連れらがモルモットなど小動物と触れ合っていた。
 午前10時の開園と同時に親子連れが訪れ、今月に生まれたばかりのモルモットの赤ちゃん、新たに仲間入りした小型の馬ミニチュアホース、映画やミュージカルに出演したスター犬やヤギなどを見て回った。
 モルモットなどを放し飼いしているコーナーでは、子どもたちがニンジンやレタスなどの餌をあげ喜んでいた。

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