稚内観光協会の事業で あすからレンタル自転車スタート 今年は1泊2日利用も
稚内観光協会のレンタルサイクル事業が29日からスタートする。
今季は旅行者からのニーズに応え初めて1泊2日利用に対応したサービス内容を充実させた。
協会独自の事業として、滞在型観光や体験型観光を促進させるため5年前から始め、コロナ禍中でも利用者が伸びているレンタルサイクルは昨年、4月下旬~10月末までの間に前年より1・7倍の408人多い959人が利用し個人観光客らの二次交通として大きな役割を担っている。
今月にはユーラスエナジー宗谷から自転車12台の寄贈があり、今季は坂道も楽に登ることができる電動クロスバイクやママチャリタイプの電動アシスト自転車、遠乗り用のクロスバイクなどを用意。市内の観光スポット巡りや買物、宗谷岬などへの遠乗りなどに活用してもらい観光客だけでなく、市民の利用も歓迎している。
協会ではホームページでレンタルサイクルの街乗り動画やサイクリング関連情報などを紹介。借りる人の多くがキタカラ前~ノシャップ岬や宗谷岬までを往復するサイクリングを満喫し好評を得ている。
担当者は「自転車だからこその景色を満喫しながら、稚内の魅力を見つけてほしい」と利用を呼びかけている。
貸出期間は10月末までの午前9時半~午後5時まで。電動自転車は1時間1000円、一日利用3000円。クロスバイクは1時間500円、一日利用2000円、クロスバイクは1泊4000円。