夕市に多くの市民 毎週水曜日に旬の山菜などを販売
稚内夕市の会(金村恵美子会長)による今年最初の夕市が26日午後、ララプラザ駐車場で行われ、新鮮な山菜などを求める人で混雑した。
酪農家婦人が自家菜園や旬の山菜など採ってきては市街地の市民に格安で販売する夕市は39年目を迎えた。
午後2時半の開始を前に常連客を主体に市民が多数訪れ、金村会長の笛の合図で販売されると、その日の朝に採ったばかりの行者ニンニクやヤチブキはじめフキノトウの加工品葉ワサビなどが20分後ほどで完売し店仕舞いした。
毎回欠かさず来ているという市民からの「新鮮な山菜が揃うのが夕市の魅力」と好評の声に、金村さん(85)は「新鮮で美味しいと言ってくださる常連客が多くいて40年近く続けてきました。5月中旬にはフキやタケノコなど山菜を揃えていきますので多くの人が来場し食べていただければ嬉しい」と話していた。
夕市は11月1日まで行われる。