稚内保健所が道のコロナ対応発表 8日からの5類移行を受け 医療費自己負担分軽減など

 5月8日から新型コロナウイルス感染症が現在の2類からインフルエンザと同等の5類相当感染症に引き下げられることから、稚内保健所は道による対応について発表した。
 外来の診療についてはこれまで通りに指定医療機関での受診に加え、新たな医療機関での診療を働きかけることとし、入院体制は今後、入院患者数を見込み全医療機関で対応するとともに、幅広い医療機関に対し協力を依頼。国の方針を踏まえ、外来医療費と入院医療費の自己負担を軽減する予定にあるとしている。
 ワクチン接種については、引き続き対象者の接種が円滑に進むよう市町村の取り組み支援など対応していく。
 陽性者相談センター、検査キットの配布、自宅療養キット、無料検査事業は7日で受付終了。パルスオキシメーターの貸し出しは6日で終了する。
 今後の感染者数については、道立衛生研究所から週一回、報告され、国の方針に基づきインフルエンザ同様、流行した場合に注意喚起することになる。

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