飛来した丹頂 10日ほど前、大沼牧草地で70代の男性撮影
こまどり地区に住むカメラ愛好者の70代男性が大沼の牧草地に飛来したタンチョウ3羽を撮影した。大沼周辺で過去何度か撮影しており「タンチョウはほかの野鳥とは違い優雅で被写体として撮り甲斐があります」と話していた。
恵北での行者ニンニク採りを終え、大沼のハクチョウと夕陽を撮りに出掛けた15日午後5時半過ぎ、南の空からバードハウス付近の牧草地に飛来してきた3羽のタンチョウを発見しカメラを構えた。「10分間ほど牧草地を行ったり来たりし恵北方面に飛んでいきましたが、写真を沢山撮ることができラッキーでした。タンチョウは滅多に出会うことができず今回、いい写真が撮れました」と満足気に話していた。
タンチョウの主な生息地は釧路など道東だが、近年は生息域が広がっており、大沼や恵北、増幌などでも春先や秋口に目撃されている。撮影した男性は「昨年も同じ時期に大沼や恵北でタンチョウを見ています」と話していた。