時の話題 「あす投票日」

 NHK曰く「政治決戦」とした統一地方選の第2ラウンドの投開票があす行われる。
 稚内では市長選と市議選が行われ、一騎打ちとなった市長選は市庁舎、JR問題などで真っ向から対立する現職の工藤広氏(73)、佐々木政美氏(60)どちらが勝鬨をあげるのか。勝敗によって市政の遂行、マチのあり方が大きく変わるだけに傍目八目の筆者とはいえ興味深くみている。
 選挙なのだから過去の精算よりはこれからの施策が重要で、その意味からも二人の公約は選良する上で最も大事なことで、有権者の市民は立候補会見、街頭・個人演説、選挙ビラなど通し具眼の士に投票しなければならない。筆者の意見を言わせてもらえば二人とも甲乙つけがたいというのが正直な気持ちだ。鬼が出るのか仏が出るのか。
 かつてない激戦模様の市議選(定数18に対し23人立候補)では当選する人よりも誰が落選するのかが注目されている。新人が8人立候補しており現職(14人)と引退した3人の票をいかに獲得するかがポイントだが、日本共産党新人は引退した同党議員の票を取り込む筈なので問題は他の7人が獲得する票になろう。
 引退した2人と志半ばで亡くなった本田満氏の前回得票数は▽藤谷良幸氏960票▽田森和文氏676票▽本田氏600票の足して2236票。他の現職議員に増減あるだろうが前回と同じ64%ほどの投票率としたら元職1人含め8人が2236票をどう分け合うのかが勝負の分れ目か。
 筆者なりに予想しているが当るも当らないのも八卦の類だろう。

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