富磯小の児童がサケ稚魚放流 元気に戻ってきてね  

「元気でね」とサケの稚魚を放流する児童

 20日、富磯小児童が学校近くを流れる追久間内川でサケの稚魚を放流した。
 総合学習の一環として1988年から続いている取り組みで、宗谷管内でさけ・ます増殖事業会中頓別ふ化場から譲り受けたサケの卵3000粒を児童たちが飼育した結果、2700匹が体調4㌢程まで成長した。
 放流前にサケのお別れ会が開かれ、児童たちは観察してきたサケの様子や生涯について学んだことを発表した。
 追久間内川に移動した児童たちは「大きくなって戻ってきてね」と声を掛けながらサケの稚魚を川に放流していた。
 5年生の中田彩千花さんは「餌やりなど世話をしたので寂しいですが元気に戻ってきて欲しい」と別れを惜しんでいた。

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