稚内消防署が今年初めて海で訓練 夏場の水難事故に備えて

天北2号埠頭先で行われた潜水訓練

 稚内消防署は19日、天北2号埠頭先の海で今年初めて潜水訓練を行った。
 昨年12月以来4カ月ぶりの潜水訓練には隊員ら11人が参加。釣り人が海中転落したことなどを想定し、水深4メートルある海中で隊員たちはブイを基点に海中でロープを持って円を描くように回り行方不明者を探す円形捜索のほか、救助した人をゴムボートに運ぶ訓練などし、夏場の水難事故に備え本番さながら訓練し救助の際の連携を確認していた。
 昨年、潜水士が出動する水難は4件あり、今後、海の事故が起こりやすい時期となる。水難は一刻を争うので訓練で隊員同士の連携力を高め有事に備えたいとしている。
 海での訓練は12月まで毎月1回のペースで行われる。

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