カラスの巣作り注意 今月に入り撤去相談9件 :稚内市 

 市内の民家にある庭先の木などにカラスが巣を作り始め、稚内市(農政課)は「巣作りが活発になる5月にかけカラスは攻撃的になるので巣に近付かないでほしい」と注意を呼びかけている。
 市によると、毎年6月まで自宅の換気口や周辺の木々にカラスが作った巣を撤去してほしいとの相談が市民から寄せられ、昨年は巣を59カ所駆除した。今年は今月に入って市民から9件の撤去相談がある。
 繁殖期に入ったカラスは巣作りをし5月にかけて卵を産んだあと神経質になる。このため裏山近くの通りを歩いていた住民がカラスに襲われたケースが過去に何度もあり、刺激することがないよう注意が必要で、営巣するカラスが目立つようになった時には巣を作らせないよう材料となるハンガーは外に置かないようにするなどし、過去に巣を作られた木は早めに枝切りするなどの対策を講じてほしいとしている。

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