稚内で2年ぶりの黄砂観測 きのうはPM2.5濃度も急上昇

 稚内地方気象台は12日午後、稚内市で黄砂が観測されたと発表した。稚内での観測は2021年5月8日以来2年ぶり。
 中国大陸のゴビ砂漠などから偏西風に乗り飛来した黄砂の影響で視程距離が8㌔まで低下。市街地は黄色がかった靄に覆われた。
 また、12日午後2時過ぎにはPM2・5の濃度が急上昇し管内で唯一、観測機器のある利尻町では、環境省の基準値35㍃㌘を超える大気1立方㍍の濃度が51㍃㌘まで上昇した。
 日本への黄砂は毎年5月まで観測されておりぜん息やアレルギー性鼻炎など呼吸器系の疾患を持つ人は注意が必要だ。

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