1日2回のエサやり始まる 大沼の白鳥500羽以上に

エサを食べに集まるハクチョウ

 ハクチョウなど渡り鳥の飛来が増えてきた大沼で、1日数回の給餌が始まった。
 2月下旬に大沼水門近くで初飛来が確認された以降、増減を繰り返しているが、今、500羽前後のハクチョウが羽を休めている。沼の環境にも慣れて岸に近づくようになり毎日午前9時と午後5時から2回の餌やり(飛来状況で3回)の際には群れになって集まって来る。
 マガモやオナガガモ、トモエガモなどカモ類も増えており、ハクチョウはバードハウスが開設した25日は3羽と少なかったが、27日には48羽、28日は今季初めて100羽を超え129羽、29日209羽、30日277羽と日に日に飛来数が増え、1日午前中は500羽を超え523羽を数えた。
 野鳥観察に訪れていた札幌からの旅行者は「沢山のハクチョウでエサをやっている時は鳴き声で賑やかでした」と話していた。
 バードハウス指定管理者のSEAS(スポーツ用品店シーモアの運営会社)スタッフは鳥インフルエンザ対策として必ずバードハウスに立ち寄り、手や靴底の消毒をするよう求めている。

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