稚内空港2月実績 旅客回復し大幅に増加、東京便は1.9倍の3886人

 稚内市(観光交流課)は、2月の稚内空港旅客実績をまとめた。
 新型コロナ感染拡大による計画運休はなく、東京便1便、千歳便2便は通常どおり運航。東京便は雪など悪天候で5便欠航し、就航率は91・1%。往復51便で3886人が利用し、前年から1・9倍の2540増えた。悪天候により16便の欠航があった千歳便は、前年から95・2%の1391人増え2852人を数えた。
 両便合わせた旅客は6738人。前年同月に比べ1・4倍の3931人増加した。
 昨年は東京便や千歳便ともに新型コロナウイルスの感染拡大によるまん延防止重点措置が適用され、「どうみん割」が停止となった影響で移動や旅行が控えられ旅客数が減少したが、今年に入り2月は稚内で全国犬ぞり大会など冬のイベントが復活し全国旅行支援や稚内市独自の観光需要喚起策「わっかない応援クーポン」の効果もあって旅客は大幅に増加した。
 両便合わせ22便の欠航があり、予約していた787人に影響があった。
 ▽東京行き 1748人(昨年同月619)▽千歳行き① 866人(同404)▽同② 619人(同339)
 ▽東京発 2138人(同727)▽千歳発① 820人(同377)▽同② 547人(同341)

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