道議選があす告示される稚内市区 吉田氏と建部氏、一騎打ちへ
31日、道議選が告示され稚内市区には現職で6選目めざす吉田正人氏(62)=自民党公認=と建部奈津子氏(49)=立憲民主党公認=の2人が立候補する予定で、稚内市区では16年ぶりになる選挙戦とあって両陣営とも火花を散らしている。
吉田氏の強みは何といっても現職5期の実績で、つい先日まで中央3~5区間での無電柱化工事、漁港や道路などのインフラ充実への寄与と、陰に陽に工藤市政を支え稚内に寄与してきている。
片や新人の建部氏はこの1カ月間ほど辻立ちを続けるという有権者への浸透作戦を行い、子育て支援、女性や若者の活躍できる社会など掲げ「安心して暮らし続けられる稚内へ」をスローガンとして挙げている。
稚内市区道議選での選挙戦は平成19年の吉田正人候補対生田目幸男候補以来のことになる。
投開票は知事選と同じ4月9日。
吉田正人氏
吉田氏は31日、立候補届けを済ませたあと港1の自由会館の連合後援会事務所で午前8時半から出陣式を行い第一声を放つ。午前9時から選挙カーでノシャップや西浜方面に向かい、郡部を回ったあと、市内全域で遊説を行う。
建部奈津子氏
建部氏は、31日午前9時に市役所横で第一声を放ったあと、午後0時10分から西條稚内店前で北海道知事選挙候補者の池田真紀氏との合同遊説など行う。
辻井道選管支所長が道議選告示で談話
道議選挙が告示されるのに当たり辻井道選管宗谷支所長は談話を発表した。
31日に北海道議会議員選挙が告示となり4月9日が知事選と共に投票日となります。
このほか、4月16日には稚内市長選、市議会議員選挙などが告示されます。
統一地方選挙では、今後の地方自治のあり方や本道の将来を見据える上で極めて重要な選挙であり、有権者の皆様が選挙公報や政権放送など、様々な機会を通じて候補者の政策を注視し、大切な一票を投じられることを願っております。
近年の選挙では、投票される多くの方々が期日前投票や不在者投票の制度を活用されております。仕事などで投票日当日に行けない場合は制度を活用し、積極的な投票参加をお願いします。
候補者をはじめ、選挙に関わる方々は今回の選挙が明るく綺麗な選挙となるよう、ルールを守った選挙運動を行って頂きたいと強く望んでおります。