週末雑感

 統一地方選が近付き弊社に立候補予定者が頻りなしに訪れ猫の手も借りたいほど繁忙を極めている。予定者が来社する度に写真を撮り30分ほどインタビューし記事として掲載するためで、22日には3人訪れ、ほかに何かと用事もあり天手古舞状況だった。
 しょっちゅう愚痴っぽく小欄に書かせてもらっているので理解してくれる読者の方もいるだろうが、4年に一度の事とはいえ楽させてほしいものだ。
 候補者もしくは予定者は遊説や演説会などで自らの公約を少しでも多くの有権者に知ってもらえば結果として当選につながる訳だが当選した人が見識ある政治家なのかと問えば市井に住む者の一人として甚だ怪しい。
 だから投票には行かないという有権者もいるが、国であれ道であれ稚内であれ政治を司るのが政治家であり、彼・彼女らの手の上げ下げが政事の方向性を決めるので選良を見極め行使する投票は欠かしてはいけない。
 筆者個人としては東京在住(当時の保谷市)の頃から稚内に戻ってからも投票を欠かしたことがない。たかが1票だが、塵も積もれば貴重な1票になる。
 道議選、市長選の構図は決まったようだが何故かしら乱立する市議選では優に20人以上(定数18)になるようである。「史上初めて無投票当選か」の憶測は何処かに吹き飛んでしまい、今、候補予定者は戦々恐々の態であろう。
 「誰がなっても変わりはしないよ」などと言っても始まらない。稚内の将来の方向性が決まる選挙なのだから棄権しないこと切にお願いしたい。

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