市議選に挑む櫻井等氏 先ずは病院改革
48年振りに故郷稚内に戻った櫻井等さん(60)が市議選に立候補することを決め、22日稚内プレス社を訪れ「一番の眼目は病院(市立稚内病院)改革です」と述べた。
東京都日本橋にある300年以上ある老舗「にんべん」を昨年12月辞め帰郷して以降つくづく感じるのは市立病院のお粗末さだそうで、「市民の皆さんが安心して暮らせるよう富士見園の待機者ゼロもめざし残された人生を稚内のため奉仕したい」と熱く語る。
ふるさと納税の金額の少なさにも問題があるとして「100億円以上にもなる紋別の後塵を拝することなく全国的に知名度がある稚内として宣伝するべきだ」と財政的にそれほど余裕がない市に対し注文をつけている。
昨年4月から日本大学大学院博士課程に入学し2年間の通信教育を受講中という努力家でもあり座右の銘は「自主創造」。
稚内に新しい風を起こしたいと青年のような志を持って市議選に挑戦する。