時の話題 「女性候補に期待」

 本社を訪れた立憲民主党の知事選及び道議選への候補予定者は2人とも女性で、自民対立憲とは別に男性候補対女性候補の戦いがクローズアップされ注目している。
 稚内市長選は、今までのところ立候補予定者は2人とも男性だ。市議選も選挙になることが濃厚のようだが、女性候補は何人に出るのか?多くの自治体で議員の成り手不足深刻化し、それに加え女性議員が少ない。男女平等と言われているが、家事や子育ては妻の仕事と思っている男性はまだまだ多くそのことが立候補の一つの障壁となっているのも事実である。
 制度は違うが、立候補できる被選挙権が25歳から18歳に引き下げられた韓国で昨年6月に行われた統一地方選挙で、19歳の女性議員が誕生した。
 残念だが日本においては、被選挙権を有する25歳(衆院)にならないと市議には立候補できない。
 国会議員の被選挙権年齢を引き下げろとは言わないが、市町村議会議員は18歳以上にして構わないと思うが如何か。
 昭和21年4月10日の戦後初の衆議院選挙で日本初の女性議員が誕生した。稚内市議会では昭和50年に初めて女性議員1人誕生した。
 当時の議員定数は32人であり僅か3%であるが現在は18分の4人で22%まで高まった。
 特筆すべきは、当時の投票率85・43%で、第23投票区では市の選挙史上初の投票率100%を記録した。
 前回の市議選の投票率64・17%をいかに上げるか。政策論点がカギを握るが、それに加え多くの女性候補の立候補にも期待したい。

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