史上最高128億円にも 宗谷漁協昨年度実績 税引前当期利益5.7億円

 宗谷漁協は20日に開いた総会で昨年度の業務報告など承認した。総取扱高は127億9400万円と史上最高額となった。
 前年より15億7100万円多く、当初計画に比べると50億7800万円もの大幅な増加となった。
 販売事業を支えたホタテは海外需要が拡大し、単価が上昇。数量は前年比13%減の3万8700㌧だったが、金額は前年を5億8700万円を上回る87億1700万円。次いで好調な水揚げが続いた秋サケは数量は前年比2・7倍の2300㌧、金額も前年より9億6400万円増え15億4000万円と、これまで最高の取扱いだった平成29年の記録を6億2600万円上回る実績を記録した。
 各事業ごとの利益は▽信用9315万円▽共済2364万円▽購買7707万円▽販売6億6786万円▽指導3302万円。事業総利益は8億9178万円で経費を差し引いた事業利益は4億443万円、税引前当期利益5億6984万円だった。
 当期末処分剰余金5億4494万円のうち利益準備金に8310万円、任意積立金4億2300万円を充て3874万円を次期繰越金とした。

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