きょうからマスクの着用が個人判断に、市職員は職務上着用

これまで通りマスク着用し応対する信金本店職員

 マスク着用が個人の判断に委ねられることになった13日、市内各所ではこれまでと変わらずマスク姿の人が多く見られた。
 これまで屋外でマスク着用は原則不要だったが、13日からは屋内での着用についても個人の判断に委ねられることになった。
 市内各所では散歩する人、ドライバーなど殆どの人がマスク姿で外出しており、マスクを外している人を探す方が難しいほどだった。
 稚内信金では、多くの人が来店することから当面の間、職員が業務中のマスク着用をする方針にしており、13日午前中はこれまでと変わらない様子。「来店する人もマスクを外している人は1人だけでした。いつもと変わらない光景」と職員。
 信金にマスク姿で来店した50代女性は「スーパーなど人と接する場所ではまだ外そうと思わない。夏になり暑くなったら外すかもしれない」と話していた。
 学校では、国の方針を踏まえ、卒業式を除いて年度内はマスクを着用する方針で、宗谷教育局によると、今後の国の方針を踏まえ新年度からの対応をお知らせしたいとしている。
 稚内保健所は、マスク着用は個人判断となるものの、医療機関を受診する際、電車やバスに乗車する際の着用、高齢者、基礎疾患を有する人、妊婦のマスク着用を推奨している。
 稚内市は13日から市職員のマスク着用について、基本的には個人の判断に委ねるが、新型コロナの感染から市民の安心・安全を守るという観点から職務上市民に直接対応する場面では引き続きマスクを着用することを決めている。
 市役所に訪れていた市民はルールの緩和ついて聞いて見ると、70代の男性は「感染者が少し減ってきているとは思うが、まだ心配なので外すのは怖い」、60代女性は「どこで感染するか分からないので、着けている方が安心なのかなと思っている」、40男性は「みんなが着用しているとマスクをしてしまう」などと話していた。

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