先週のことども

 筆者個人の息つく暇ない仕事の砂漠化にある中のオアシスはスポーツ観戦であろう。ワールドベースボールクラシック(WBC)が先週から始まり日本チームは楽々一次予選を突破し準々決勝に駒を進めた。
 圧倒的存在だったのは大谷翔平で投打の二刀流として本領を発揮し、とりわけ打者としての貢献は群を抜き日本球界3冠王の村上宗隆も影薄く、まさにショウタイムだった。
 前回WBCで優勝した米国チームも大谷の同僚トラウトら超一流選手が集まり2連覇を狙っている。勝負は時の運もあり実力どおりの成績を残せないものだが、大谷が引っ張る日本チームは圧倒的な強さを誇っており優勝には一番近いか。
 今時期は冬から春への端境期であるが甲子園センバツ大会が今週18日に開幕し今月末には北海道日本ハム対楽天のプロ野球戦が他に先駆け行われ球春を告げる。新球場エスコンフィールド北海道での杮落しが待たれる。
 日曜日から大相撲3月場所(春場所)が始まった。横綱照ノ富士が4場所連続し休場したのは興醒めだが、霧馬山、豊昇龍、若隆景(以上関脇)、琴ノ若若元春、大栄翔、翔猿(以上小結)の上位陣に加え十両筆頭に上がった元大関朝乃山が注目される。
 横綱めざす大関貴景勝はムラがあるので筆者としては買っておらず恐らく混沌として場所になるであろう。
 混沌と言えばスポーツから話は飛躍するが稚内の統一地方選への興味が尽きない。押し相撲か相撲巧者か、はたまた戦術を駆使した戦いか。相撲同様おもしろい。

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