稚内市長選 佐々木氏の出馬濃厚、三つどもえの可能性も

市長選に立候補する腹を固めた佐々木氏

 4月16日告示される稚内市長選に大黒2、会社役員佐々木政美氏(59)の立候補が濃厚になった。いずれ出馬に向けた会見を予定している。
 市長選には現職の工藤広氏(73)が4選めざし立候補表明しており佐々木氏は2人目となり、4年前に続き選挙戦に突入するのがほぼ確実になった。
 市長選出馬を固めたことに佐々木氏は「不作為な今の市の体制では来年度中にJR宗谷線の廃止に向けた方針が決まってしまう。宗谷線廃止を何としてでも止めなければならず、仮に(市長に)当選した暁には廃線を阻止したい。それと市役所新庁舎建設を白紙に戻しアーケード街の再生を見据え、この地域に新庁舎を建設したい」と話していた。
 佐々木氏は、稚内軽量運輸社長で稚内を愛する市民の会会長。これまで市政に対し積極的な発言を繰り返しており2007年~10年まで市議も務めた。
 市長選では他にも立候補しようとする動きがあり、本紙が当人に電話取材したところ、後援会長ら回りの人達と相談し去就を決めたいと話していた。

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