白いエゾシカを目撃 幌延の風車群ある雪原で佐藤龍也さんが撮影

佐藤さんが撮影した白いシカ

 幌延の風車が立ち並ぶオトンルイ風力発電所付近の雪原で、白いエゾシカが歩いているのを、稚内のアマチュアカメラマン・佐藤龍也さん(47)が撮影した。
 数年前から初山別や天塩などの牧草地で目撃されている白いシカだが、以前から天塩の山林に生息していることを写真仲間に教えてもらっていた佐藤さんは、5日用事で旭川に出掛けた際、車で稚内へ戻る途中の午後2時過ぎ、道道稚内天塩線沿いから約100メートル離れた牧草地にいる白いシカを見つけ、望遠レンズ付きの一眼レフカメラで撮影した。
 旭川に行った際は国道40号で稚内に戻るが、「帰る途中に白いシカに会えたらいいなぁ」と何気ない気持ちで天塩~稚内の少し遠回りのルートで戻ったところ、10頭ほどの群れの中に一際目立つシカを見つけ、夢中でシャッターを押したという。
 その後、群れはすぐに林の中に姿を消してしまった。佐藤さんは「以前から見たいと思っていましが、偶然にも会えてラッキーでした」と話していた。

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