港湾事務所の北防ドーム補修工事が土木学会から初受賞  

 稚内開建(港湾事務所)の稚内港北防波堤ドーム予防保全事業が、土木学会インフラメンテナンス総合委員会が主催するインフラメンテナンスプロジェクト賞に選ばれた。道開発局内からの受賞は初めて。
 北防ドームは1936年竣工。1978年には3年間かけ全面改修したが、再び劣化が目立ってきたため、平成28年度から補修工事を施工しており今年度で外側のアーチ部分の補修が完了。今後は亀裂が入っている場所などの内側の補修を数年かけて行うことにしている。
 今回、北防ドームの補修にあたり、鉄筋の腐食具合などを5段階で評価し、劣化が著しいエリアだけの補修を行っていることが効率的かつ合理的であると認められた。
 土木学会では、インフラのメンテナンスにより地域のインフラの機能維持・向上に顕著な貢献をしている事業を地域経済や生活に寄与しているとして表彰している。
 2月27日、東京で行われた第2回インフラメンテナンス・シンポジウムで松尾稚内港湾事務所長が委員会から表彰された。

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